ロゲイニング(rogaining)とは

ロゲインイングとは、地図とコンパスを使って多数設置されたチェックポイントをできるだけ多く制限時間内にまわり得られた点数を競う野外スポーツです。長時間であること、チーム戦であること、読図による戦略性があることを特徴とします。

発祥は1976年オーストラリアで、ロッド・フィリップス(Rod Phillips)、ゲイル・デーヴィス(Gail Davis)、ニール・フィリップス(Neil Phillips)の三人の頭文字をとってつけられています。
日本では2002年に菅平高原にて最初に開催されました。

昨今、日本では「フォトロゲイニング」という形式が主流で普及しています。今回のイベントも「フォトロゲイニング」形式で行います。
2005年にTEAM阿闍梨(http://www.teamajari.com/)主催で開催された「奥武蔵レクレーションロゲイン」が「写真撮影形式のロゲイニング」の始まりです。楽しみながらナビゲーションスポーツに親しんで欲しいという意味を込めて「わかりやすく、すでに現地にある目立つもの」をチェックポイントとし、通過証明を「デジタルカメラ」の撮影で代用しました。
その後、TEAM阿闍梨のメンバーである伊藤奈緒((http://treknao.com/)さんにより「フォトロゲイニング」と命名され、全国各地で多くのイベントが開催されるようになりました。
「フォトロゲイニング」は写真を撮影することからレクレーションの要素が高く、またSNSとの相性も良いので地方自治体の観光誘致にも利用されることがあります。また、本来は山野で開催されるものだったのですが、今回のように街中で「シティロゲイン」として開催されることも多くなっています。

フォトロゲイニングについての詳細は日本フォトロゲイニング協会のページをご覧ください。

フォトロゲイニング競技方法

<<スタート前>>
【参加者が用意するもの】
・デジタルカメラ(カメラ付携帯でもOK)
・コンパス(今回の足立区迷路は特に迷いやすいので持つことをお勧めします)
・競技時間内に必要な飲食物など(お金や電子マネーでコンビニや自動販売機で買い物してもOK)
・お金や電子マネー(グルメポイントで買い食いする場合はお金が必須です)

【主催者から配られるもの】(今回は受付時に渡します。通常は15分前などに配られます)
・結果提出用紙(競技中は持たなくて結構です)
・地図(△・・・スタート,◎・・・ゴール,〇と数字・・・チェックポイントと得点)
今回、地図は25000分の1のものを用意しました。
〇の中心は、カメラを持って撮影する方の立ち位置となります。

・写真がついたチェックポイント一覧
一覧には、チェックポイントの場所と解説が記載してあります。
今回は足立区の見どころが中心となりますので足立区への理解が深まります。
<<作戦タイム>>
地図とチェックポイント一覧が配られたら、どのように回ったら効率よく高得点が狙えるかチームで作戦を練ります。
フォトロゲイニングは観光要素もありますので、いきたいところを優先して考えるのも良いでしょう。
チームで話し合って仲良く計画をたててください。

<<競技中>>
私有地に入らないなど一般ルールを守り、交通ルールをに則ってチェックポイントをまわってください。
フォトロゲイニングの場合は、チェックポイントについたら通過証明として写真を撮ります。
折角ですので、パートナーの方はチェックポイントと一緒に写ってください。楽しい思い出になります♪

<<ゴール>>
決められた時間内にゴールしてください。時計がおいてありますので写真を撮ってください。その時間がゴール時刻となります。
時間内でゴールできない場合は、厳しい減点があります。

<<ゴール後>>
受付で配られた結果提出用紙にまわったチェックポイント番号をまわった順番に記入し、主催者に提出します。
(※このポイントの番号の合計が得点になります)
通常は撮った写真を主催者側でチェックをするのですが、今回は自己申告のみとなる予定です。
今回は、携帯(スマホ)から入力できる専用ページを用意しますのでそちらから入力していただいても結構です。

主な関連団体・情報サイト

日本フォトロゲイニング協会
TREKNAO
Navigation Games 2016(ロゲイニング競技 2016 年間シリーズ戦)
フォトロゲイニングNIPPON(フォトロゲイニングシリーズ戦開催)
orienteering.com(オリエンテーリング情報サイト 長野中心でロゲイニング主催やロゲイニング情報も)
森を走ろう(オリエンテーリング情報サイト 横浜中心でシティロゲイニング主催やロゲイニング情報も)
野川のカルガモおとーさん(世田谷中心でシティロゲイニング開催 本イベントの監修も)